楕円クランクといえば! ROTORの素晴らしさ。
「楕円」ってどうなんでしょうね?
ほんとに円より効率がいいの?
いいんです。効率、いいんです。
クランクの回転の中には、力のかけやすい地点、かけにくい地点が存在します。
これには個人差もあるものの、必ず上死点、下死点が存在します。
よってクランクを1回転させる間に出している力は一定ではないんですよね。ムラがあるんです。
(極端な例えで言えば、1回転中にインターバルトレーニングをしている感じ?です)
この1回転中の力のムラをなくして、なるべく一定の力でクランクを回転させることを追求した結果、ローターのチェーンリングは「楕円」になったんです。
他メーカーの楕円クランクは、楕円にする為にどのような形にしたらいいか?というコンセプトの元開発されているクランクもありますが、ローターの場合は、回転効率を上げるために「楕円」になったようです。
スペイン発祥のブランドですが、開発は80年代より行われており、考え抜かれた上で楕円になったようですね。
楕円だとホントに効率いいの?力のムラがなくなるの?
先程、個人差はあるものの回転中には力の出しやすい位置、出しにくい位置が存在すると説明しましたね。
楕円クランクでは、力の出しやすい位置に大きい歯数、力の出しにくい位置には小さい歯数を持ってくる事により、力のムラをなくしています。
例えば、円クランクで1回転中の最高出力が10、最低出力が4だとするとその差は6ですね。
それに対して楕円クランクの1回転中の最高出力は9、最低出力は6となり、その差は3ですね。
1回転中の最高出力は真円の方が高いですが、1回転中の平均出力で見れば楕円クランクの方が高い出力を出せる事になります。
これはあくまでイメージ論ですが、実際のデータとしても楕円の回転の方が1回転中の力にムラがなく、乳酸効率は何と9%も下がったようです。
たかが9%、されど9%!この9%はかなり大きな差だと思います。
先程から、個人差、という言葉が出てきますね。
これは乗り方によってクランクへの力のかけ方も変わるということです。
スプリントやダンシングをよく行う方は、比較的前乗り、ヒルクライムなどを得意とする方は後ろのりですね。
これによって1回転中の最高出力と最低出力の位置が変わってきます。
ローターのクランクはこの個人差を考慮して、楕円のチェーンリングの最大歯数の位置を調節できるようになっています。(チェーンリングのどこの穴をクランクにつけるかによって)
これにより、幅広い走り方に対応し、様々な方に対して一定の力での高効率ペダリングを実現しています。
普段の走りでも、一定ペース、一定出力で走った方が効率もいいし、長く、最終的に速く走れるといわれますよね。
この一定ペースで走る、ということをクランクの回転のレベルで達成しているのがこの「楕円」チェーンリングです。
この楕円クランク、真円クランクとは使う筋肉も違うようです。真円では、比較的足の外側の筋肉を使って漕ぐようですが、楕円は内側の筋肉を使うそうです。(色々な筋肉を使えるという意味でトライアスロンにも有効みたいです。)
その為、真円から楕円に変えた直後は走りに違和感があるようです。最低でも一ヶ月は乗らないと良さが分かってこない、とメーカーの方も仰っていました。
違和感が消えた後は、病み付きになる、とのことです。
まぁ色々と小難しいとこも書きましたが、この手のものは実際に使ってみないとなんともねぇ。。。
感覚的な問題もありますしね。
ただ、実際のデータ的には高効率だと結果が出ています。
アサゾーでは今後大量在庫する予定ですので、気になる方は是非お試しください!
(今後機会があればアサゾースタッフインプレも検討中です...)
